2026年04月02日
屋上の天窓から雨漏り・結露が発生した事例
コンクリート住宅の屋上にある天窓から、
「結露がひどい」
「天井にシミができている」
「雨漏りも心配」
というご相談をいただきました。
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なぜ屋上の天窓はトラブルが起きやすいのか
屋上は勾配(傾き)がほとんどない“フラットな構造”です。
そのため、雨水が流れにくく、
どうしても水が溜まりやすくなります。
この状態で天窓が設置されていると、
・水が逃げにくい
・隙間から浸水しやすい
といった理由で、雨漏りのリスクが高くなります。
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コンクリート住宅と結露の関係
コンクリート住宅は気密性が高い反面、
結露が発生しやすい特徴があります。
特に天窓まわりは
・外気との温度差が大きい
・金属のサッシ枠が露出している
といった条件が重なり、
結露が発生しやすくなります。
この結露を放置すると、
・クロスにシミができる
・カビが発生する
など、
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今回の問題点
・築20年以上が経過
・天窓も同様に20年以上使用
・既存はドーム型天窓(他メーカー製)
この条件では、
部分的な修理や部品交換ができない状態でした。
現在、
日本国内で交換部品の供給がある天窓メーカーは
基本的に ベルックス のみです。
そのため今回は「修理」ではなく、
天窓そのものの交換をご提案しました。


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フラット屋上に対応できる天窓
通常、
天窓は水を流すために傾斜(勾配)をつけて設置します。
勾配がない場合、保証対象外になるケースもあります。
しかし最近は、
FCM天窓 のように、
フラットな屋上にも対応できる製品があります。
FCM天窓の特徴
・ほぼフラットな屋上でも設置可能
・雨仕舞い(防水性)が高い設計
・シンプル構造でメンテナンス性が良い
※デメリット
・開閉ができない(固定式)
・ブラインドなどの選択肢が少ない
ただし、屋上のような環境では非常に相性の良い天窓です。

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施工内容
既存の天窓を撤去し、
新しい天窓サイズに合わせて木枠を組み直し、
FCM天窓を設置しました。
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ドーム型天窓の注意点
以前の天窓は「ドーム型」でした。
このタイプは
外側のポリカーボネート部分が劣化すると、
・ひび割れ
・破損
が起きやすくなります。
さらに多くの場合、
ドーム部分だけの交換はできません。
そのため、劣化が進んでいる場合は
今回のように天窓ごと交換するのが現実的な対応になります。

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仕上がりとお客様のご要望
以前はすりガラス状で空が見えませんでしたが、
今回は「空が見えるようにしたい」というご要望により、
クリアガラスを採用しました。
室内が明るくなり、
開放感も向上しています。

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まとめ
・屋上の天窓は雨漏り・結露リスクが高い
・築20年以上の場合、部分修理は難しいケースが多い
・フラット屋上には専用の天窓選びが重要
同じような症状でお悩みの方は、
早めの点検・ご相談をおすすめします。
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。




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