2024年06月21日
築20年以内の方へ、外壁塗装で不具合が起こる外壁材とは?!
外壁材によっては、外壁塗装で不具合が起きるため、注意しなければなりません。
目次
外壁塗装で不具合が起こる外壁材とは一体何か
外壁塗装で不具合が起こる外壁材として、難付着サイディングが挙げられます。
難付着サイディングに対して外壁塗装はできないのか
難付着サイディングに対して外壁塗装を行うことが可能。 専用の下塗り材を用いて施工を適切に進める必要があります。 外壁塗装を予定している方は難付着サイディングの扱いに慣れている業者に任せることが重要です。
難付着サイディングかどうか見極めるポイント
外壁塗装を行う際、難付着サイディングかどうかを一体何で見極めるのか気になっている方が多いのではないでしょうか? 把握するポイントとして、以下のものが挙げられます。
築年数
難付着サイディングは2001年頃から用いられてきた外壁材です。
チョーキングの有無
通常のサイディングボードの場合、築10年以上経過するとチョーキングや色褪せなどが発生します。
図面・仕様書
新築時の図面・仕様書を確認するのも難付着サイディングが用いられているかどうかを見極める方法。
強溶剤で剥離するか
強溶剤を用いることにより、難付着サイディングが用いられているかどうかを判断できます。
外壁塗装以外のメンテナンス方法
難付着サイディングが著しく劣化している場合、外壁塗装以外の方法でメンテナンスを行うことを検討してください。
カバー工法
カバー工法は難付着サイディングの上に新しい外壁材を張る施工。 工期を短縮できるだけでなく、費用を抑えられるのがメリットです。
張り替え
張り替えは難付着サイディングを撤去し、新しい外壁材を張る施工です。 外壁内部の補修が行えるだけでなく、軽い外壁材を用いることで耐震性が向上します。
難付着サイディングのメンテナンスを行う業者の選び方
難付着サイディングを一体どの業者に依頼するか迷っている方が多いのではないでしょうか?
まとめ
築20年以内の住宅に難付着サイディングが用いられている場合が多いです。
この記事を書いた人
成田 崇
- 瓦ぶき2級技能士
- 瓦屋根工事技士
- 瓦屋根診断技士
【趣味】サーフィン・山登り・バックカントリースキー・読書・旅行
〇かわらぶき2級技能士とは?
瓦屋根工事に必要な知識と施工技術を備えていることを証する資格で、瓦職人にとって欠かせない国家資格です。 試験は学科試験と実技試験で構成されており、実技試験では実際に一文字軒瓦または万十軒瓦を使った瓦葺き作業を行い受験者の施工レベルを審査します。
〇瓦屋根工事技士とは?
国土交通大臣が認定する資格で屋根工事に従事する者として必要な瓦屋根についての適正な知識を備えていることを証する資格です。 この資格取得では屋根の施工に関する知識はもちろんのこと、建築に関わる知識、安全に関する知識、法規等、さまざまな知識が求められます。
〇瓦屋根診断技士とは?
国交省所管の公益法人(社)全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が高い技術、技能を持つ工事技術者に対してのみ与える資格です。 この資格の取得条件はかわらぶき技能士と瓦屋根工事技士の両方の資格を備えた者となっており、国内の瓦屋根工事技術者における最上位資格といえます。