2025年12月05日
屋根は雨風や紫外線などに晒され続けているため、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。
リノベーション・リフォームで屋根のメンテナンスを行う際、訪問営業に注意することが重要。
屋根の板金が浮いていると言って、リノベーション・リフォームの契約を勧める業者が存在します。
トラブルを避けるためにも、訪問営業を上手く断る方法を押さえましょう。
今回は屋根の板金が浮いていると言う訪問営業の断り方について解説します。
気になる方は一度参考にしてください。
目次
屋根の板金が浮いているとは一体どのような状態なのか
多くの方が屋根の板金が浮いているとは一体どのような状態なのか疑問に感じているのではないでしょうか?
釘の経年劣化によって、屋根に設置されている棟板金の固定が不十分になった結果、浮く場合があります。

悪徳業者は屋根の板金が浮いていなくても、屋根の板金が浮いているなどを理由にリノベーション・リフォームの契約を急かします。
屋根の板金が浮いていると言われても断わらなければならないのか
訪問営業におけるトラブルとして、解約をさせない強引な営業を行われた・高額な費用を請求された・手抜き工事による施工不良などが挙げられます。
リノベーション・リフォームで納得のいく施工を行うためにも、業者とのトラブルを避けることが重要です。
屋根の板金などに関する悩みを解消したいと感じた場合、信頼できる業者に相談してください。
屋根の板金が浮いていると言う訪問営業の断り方
屋根の板金が浮いていると言ってリノベーション・リフォームの契約を勧める訪問営業の断り方が複数存在します。
主な断り方として、以下の方法が挙げられます。
- 契約の意志がないことを伝える
- 家族と相談するなどの理由をつけて日を改めて頂く
- 身内の業者に相談することを伝える
- 記録に残すことを伝える
- 居留守で訪問営業を避ける
- 警察を呼ぶ
トラブルを避けるためにも、いかに訪問営業を断るかが重要。
ここでは、屋根の板金が浮いていると言う訪問営業の断り方について紹介します。
契約の意志がないことを伝える
業者に対し、リノベーション・リフォームを行う意志がないことを伝え、契約を交わすのを避けましょう。
契約を交わすチャンスがあると感じさせないことがトラブルを避けるポイントです。
利益にならないと判断した場合、しつこく営業を行いません。
家族と相談するなどの理由をつけて日を改めて頂く
トラブルを避けるためには、冷静な判断が必要です。
リノベーション・リフォームの契約を独断で行うことを避けましょう。
家族や親戚などの意見を聞きつつ、リノベーション・リフォームを進めてください。
家族や親戚と相談すると業者に伝え、日を改めて頂くことも対策の1つに挙げられます。
身内の業者に相談することを伝える
屋根に関する知識・技術を持つ身内に相談することを業者に伝え、訪問営業を断るのも選択肢の1つ。
記録に残すことを伝える
会話の内容などを記録に残すことを業者に伝え、契約を避けましょう。
難色を示した場合、訪問営業を断ってください。
記録を残す方法として、以下のものが挙げられます。
- カメラで身分証を撮影
- 会話の録音
- 防犯カメラで業者とのやり取りを撮影
居留守で訪問営業を避ける
契約を交わすために会話が長くなる場合があります。
居留守を行い、訪問営業を避けるのもトラブルを避ける方法。
業者によっては、留守と判断するかもしれません。
警察を呼ぶ
中には、契約を交わすまで居座ろうとする業者も存在します。
契約する意思がないにもかかわらず、業者が帰って頂けない場合、警察に通報するのも対策の1つです。

屋根の板金が浮いていると言われても避けたい行動
屋根の板金が浮いていると業者から言われた際、どのような行動を避ける必要があるか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
被害に遭わないためにも、以下の行動を避けてください。
- 屋根に上げない
- すぐに契約しない
- 無料・キャンペーンなどの言葉に釣られない
- 火災保険で修理できると言われても契約しない
- 業者からの質問に答えない
- 全額前払いと言われても支払わない
- 曖昧な返事をしない
ここでは、屋根の板金が浮いていると業者から言われた際に避けたい行動について紹介します。
屋根に上げない
業者が訪問営業で訪れた際、屋根に近づけさせないようにしましょう。
場合によっては、わざと屋根を壊されるかもしれません。
納得のいくリノベーション・リフォームを行うためにも、訪問営業で訪れた業者を屋根に上げないようにしてください。
すぐに契約しない
すぐに契約を交わさないのも屋根の板金が浮いていると業者から言われた際に避けたい行動の1つ。
無料・キャンペーンなどの言葉に釣られない
訪問営業を行う業者の中には、無料点検・キャンペーンなどの言葉を用いて契約を交わそうとする場合もあります。
割引されているのかどうか判断することが難しい場合もあるため、注意が必要です。
火災保険で修理できると言われても契約しない
火災保険を申請すれば無料で修理できると言われても契約しないことが重要。
悪徳業者によっては、火災保険で修理できると言って安心させた後、費用を支払わせます。
保険会社ごとに審査基準などが異なるため、全額補償されるとは限りません。
火災保険で住宅のメンテナンスを行う際は保険会社と相談することをおすすめします。
保険会社からアドバイスを受けつつ、火災保険に関する疑問を解消してください。
火災保険の補償範囲として、主に以下のものが挙げられます。
- 火災
- 風災
- 雪災
- 雹災
- 落雷
- 水災
業者からの質問に答えない
訪問営業を行う業者からの質問に答えてしまうと、業者のペースになります。
個人情報を業者に提供してしまうことになるため、業者からの質問に答えないようにしましょう。
全額前払いと言われても支払わない
訪問営業を行う業者から全額前払いと言われても支払わないことが重要。
支払った後、連絡が途絶える場合があります。

曖昧な返事をしない
曖昧な返事をしてしまうと、訪問営業を行う業者は同意したと判断する場合があるので注意してください。
訪問営業を行う業者との間でトラブルが発生した場合はどうすれば良いか
訪問営業を行う業者を屋根に上げ、トラブルが発生した場合は一体どのように対処すれば良いか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
消費者センターなどの相談を受け付けている機関に相談することが重要です。
適切なアドバイスを受けつつ、トラブルを解決してください。
訪問販売・飛び込み営業の場合、クーリングオフと呼ばれる制度があります。
契約してから8日以内にクーリングオフすることを業者に伝えると、無料で契約をキャンセルすることが可能。
Webサイト・TVのCMで業者を呼んだ場合、クーリングオフが適用されないので注意してください。
契約書の不備・説明されていた内容と施工内容が異なるなどの理由があれば、契約をキャンセルできます。
また、弁護士に相談すれば、業者から費用を回収できる場合があります。
リノベーション・リフォームなどに関するトラブルが発生した際、弁護士に相談するのも選択肢の1つ。
訪問営業を行う業者とのトラブルを避けるための対策
訪問営業を行う業者との間でトラブルが発生するのを防ぐための対策が複数存在します。
主な方法として、以下のものが挙げられます。
- 名刺を頂く
- 業者の所在地を確かめる
- 口コミをチェックする
- Webサイトをチェックする
- 提示された写真が依頼人の建物であるかの整合性を確かめる
- 紙の契約書を残す
- 相見積もりを行うことを伝える
- 訪問販売お断りのステッカーなどを貼る
ここでは、各対策について触れていくので、リノベーション・リフォームを予定している方はチェックしてください。
名刺を頂く
訪問営業を行う業者から名刺を頂きましょう。
悪徳業者によっては、「名刺を持ってくることを忘れた」「名刺を持っていない」などを理由に名刺を渡さない場合があります。
また、パンフレットも頂き、業者について調べることをおすすめします。

また、ハウスメーカーなどを装って屋根に上がろうとする悪徳業者も存在するため、注意が必要。
名刺を頂き、ハウスメーカーなどの社員かどうか確認してください。
業者の所在地を確かめる
訪問営業を行う業者の所在地を確かめ、業者としての実態があるかを把握することが対策の一環です。
名刺に記載されている住所を調べても、社名が出てこない場合もあります。
口コミをチェックする
業者の口コミをチェックするのも訪問営業に関するトラブルを対策する方法。
施工に満足しているかどうかだけでなく、コミュニケーションを取りやすいか・契約を急かしてきたかなどを把握しましょう。
Webサイトをチェックする
業者のWebサイトがあるかどうかチェックし、訪問営業を行う業者が信頼できるかどうか判断してください。
Webサイトのない業者も存在します。
提示された写真が依頼人の建物であるかの整合性を確かめる
提示された写真が依頼人の建物であるかの整合性を確かめるのも対策の1つです。
整合性を確かめられない場合、契約しない意志を業者に伝えてください。
紙の契約書を残す
トラブルを避けるためにも、紙の契約書を残しましょう。
口約束だけで契約を交わす業者は信頼性に欠けます。
業者からそのような契約をしていないと言われる場合もあるので、口約束は避けてください。

相見積もりを行うことを伝える
相見積りを行うことを訪問営業を行う業者に伝えるのも対策の1つに挙げられます。
多くの方がリノベーション・リフォームの相場について疑問を感じているのではないでしょうか?
相見積りは複数の業者から見積りを行うこと。
相場より極端に費用が安いまたは高い場合、費用について質問してください。
納得のいく回答を得られなかったら、リノベーション・リフォームを断りましょう。
訪問販売お断りのステッカーなどを貼る
玄関に訪問販売お断りのステッカーなどを貼り、訪問営業を行う業者にインターフォンを押しにくくすることも対策の1つです。
自然災害の後に注意が必要
台風などの自然災害が発生した後、屋根の板金が浮いているなどを理由にリノベーション・リフォームを進める悪徳業者が存在するため、注意しなければなりません。
自然災害の後は住宅の状態をチェックし、リノベーション・リフォームが必要だと判断した上で信頼できる業者に相談することが重要です。
屋根修理を行うかどうか判断するためのポイント
屋根修理が必要かどうか判断するポイントは一体何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
主なポイントとして、以下のものが挙げられます。
- 屋根が色褪せていないか
- 板金が飛散していないか
- 屋根材が耐用年数を超えていないか
- 雨漏りが発生していないか
- 飛来物による被害が発生していないか
ここでは、屋根修理を行うかどうか判断するポイントについて取り上げます。
屋根が色褪せていないか
屋根が色褪せていないかどうかをチェックし、必要に応じて屋根塗装などを行うことが重要です。

板金が飛散していないか
屋根の板金が浮いていると、強風で板金が飛散する場合があります。
飛散した板金を見つけた際、業者に屋根修理を依頼してください。
屋根の板金が飛散すると、雨漏りが発生しやすくなるので注意が必要。
屋根材が耐用年数を超えていないか
使用している屋根材が耐用年数を超えていないかも屋根修理を行うかどうか判断するポイントです。
屋根材ごとに耐用年数が異なります。
リノベーション・リフォームを行う際、どの屋根材を用いるか検討しましょう。

雨漏りが発生していないか
天井から雨漏りしている場合、リノベーション・リフォームを検討してください。
雨漏りは以下の問題を引き起こします。
- シミの発生
- カビの発生
- 木材の腐食
- シロアリの発生
- 漏電
- 資産価値の低下
雨漏りによる被害を最小限に抑えるためにも、早めに対処することが重要です。
漏電は火災の原因なので、被害を大きくしないためにも注意しなければなりません。
人によっては、屋根に天窓を設置しているのではないでしょうか?
天窓から雨漏りが発生する場合があります。
飛来物による被害が発生していないか
飛来物により、屋根材などが破損していないかチェックしましょう。
破損していることを確認したら、屋根修理を行い、不具合を解消してください。

屋根修理と同時に外壁補修を行うことも選択肢の1つ
屋根修理と同時に外壁補修を行うことをおすすめします。
理由は足場を設置・撤去する費用を抑えられるため。
屋根の板金が浮いていることを把握した場合、外壁などにも問題ないか把握することが重要です。
リノベーション・リフォームを行う業者の選び方
リノベーション・リフォームを行う業者を選ぶポイントは一体何か疑問に感じている方が多いのではないでしょうか?
納得のいく施工を行うためには、業者に関する情報収集を十分に行わなければなりません。
業者の選び方として、以下のものが挙げられます。
- 創業年・設立年は一体いつなのか
- 過去の施工事例
- 取得している資格
- スタッフの対応
- 見積書の内容
- 保証内容が充実しているか
- 中間マージンが発生しないか
- 施工エリア内かどうか
- 進捗状況を報告するか
営業訪問を行っていない業者との間でトラブルを発生させるのを避けてください。
ここでは、リノベーション・リフォームを行う業者の選び方について取り上げます。
創業年・設立年は一体いつなのか
気になる業者を見つけたら、創業年・設立年をチェックすることをおすすめします。
多くの方が長年にわたってリノベーション・リフォームに携わっている業者に依頼したいと感じているのではないでしょうか?

過去の施工事例
過去に一体どのような施工に携わったかも業者を選ぶ決め手。
業者のWebサイトに過去の施工事例が掲載されている場合があります。
過去の施工事例をチェックするポイントとして、以下のものが挙げられます。
- 施工の写真
- 施工内容
- 工期
- 費用
- 施工を行った場所
- ブログに掲載されている内容
取得している資格
業者に在籍しているスタッフが一体どのような資格を取得しているかをチェックし、納得のいく施工を行うかどうか判断してください。
スタッフの対応
相談・見積りなどの際におけるスタッフの対応も選ぶポイントです。
主にチェックするポイントとして、以下のものが挙げられます。
- 分かりやすい言葉で説明するか
- 不安を煽って契約を急かさないか
- 点検を細かく行うか

見積書の内容
業者が作成した見積書を一通り目を通し、納得した上で契約しなければなりません。
見積書で分からない部分がある場合、業者に質問することをおすすめします。
主に以下のポイントをチェックしてください。
- 使用する部材
- 部材の数量
- 部材の単価
- 部材の単位
- 施工内容
- 費用の内訳
- 費用の合計金額が相場の範囲内か
- 備考欄に記載されている内容
- 業者の所在地
- 保証期間
保証内容が充実しているか
リノベーション・リフォームを行った後も住宅のメンテナンスを定期的に行わなければなりません。
業者が一体どのような保証を用意しているかチェックし、依頼するかどうか検討してください。
中間マージンが発生しないか
中間マージンが発生しないかどうかも業者を選ぶ決め手。
リノベーション・リフォームの費用は中間マージンによって変わってきます。
費用を抑えたいと感じている方は自社の職人が施工を行っているかチェックしましょう。
施工エリア内かどうか
気になる業者を見つけた際、施工エリアは一体どこかチェックする必要があります。
施工エリア外からの依頼を受け付けていない業者も存在します。
過去の施工事例などを踏まえ、施工エリア外でもリノベーション・リフォームを依頼したいと感じている場合は業者に一度相談してください。
進捗状況を報告するか
リノベーション・リフォームが一体どこまで進んでいるのか知りたいと感じている方が多いのではないでしょうか?
気になる業者を見つけたら、進捗状況を報告するかチェックしてください。
業者が進捗状況を報告する際に分からないことを質問し、リノベーション・リフォームに関する疑問を解消することが重要です。
まとめ
屋根の板金が浮いていることを理由に訪問営業を行う業者の断り方はリノベーション・リフォームを行わない意志を伝えることです。
曖昧な返事をしてしまうと、長時間居座られてしまうかもしれません。
訪問営業を行う業者を屋根に上げないようにすることがトラブルを避けるポイント。
屋根材をわざと破損させる悪徳業者も存在します。
屋根などに関する悩みを感じている場合、信頼できる業者に一度相談してはいかがでしょうか?
信頼できる業者から適切なアドバイスを受けつつ、リノベーション・リフォームを進めてください。




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